一猟一会

単独猟をするサラリーマンのブログ

グループ猟で本当にあった怖い話 〜第一話〜

えー、皆さん。『怖い話』はお好きですか?

僕はですね、大っ嫌いなんですよね。えぇ。

36にしてお化け屋敷に入ったのは2度。小学生の時と高校生の時。

小学生の頃にお化け屋敷へ行った際、おしっこを漏らしてしまい。

高校生の頃にお化け屋敷に行った際、当時付き合えそうだった女の子の前で
『ふぁえぁーー!』と叫びながら事あるごとにびくんびくんしてたんで、
帰り道でしっかりフラれる始末。

まぁ、いい思い出がない。というのもあるでしょうが、基本、ビビリなんですよね。

なので、稲川淳二先生の怖い話なんて聞きたくもないんですが。

 

実は先日、ハンターの友達から怖い話を聞かされたんですよ。

えぇ。前もって言っておきますが僕の実体験ではありませんからね。

くれぐれもその辺、勘違いなさらぬようお願いします。

えぇ。決してぼくの実体験でありませんので。

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グループ猟であった怖い話。

 

普段、単独忍び猟に精を出しているTK氏。

しかし、この日は親方から

『山を囲みたいが人手が足りないから来てくれ』との連絡があり、

ホントは行きたい山があったのだが、渋々ながら参加する事に。

 

この日は、TK氏も行った事のない山を囲む事になりました。

北側に大きな山。麓には集落があり、川を挟んでまた南側に山。

よくある谷間の集落でした。

 

この日、山を囲んだのはTK氏を含め6人。犬はN号とS号の2頭。

TK氏は、若いんだから。と北側の山の1番奥のマチを務めました。

マチ場につき、1時間程経った頃でしょうか。

無線が入ります。

『S号がモノを追ってる。尾根を下る方向。ハナ付近注意。』

ここで言う『ハナ』とは、尾根の先っちょの事。

TK氏のマチ場から1番離れてるところだった。

するとまた無線が

『S号道路に出た!親方車でむかってくれ』

どうやら、S号は道路に出てしまった模様。モノを見失ったのか、はたまたモノが道路に出たのか。

その時、

ドン!ドン!ドン!と三発の銃声。

『おぉーい。コカしたぞー。』と、親方からだった。

みんなから喜びの無線が飛び、TK氏も同じくねぎらいの言葉をかけた。

 

そして、山を降りて車に乗り、集合場所に戻るとみんなが相談していた。

『N号が道路どころか橋を渡ってしまい、反対側の山にいる。モノを追ってるかもしれない。急ごう。』

そしてすぐさまN号のいる南側の山を囲んだ。

親方も、S号とコカしたモノを回収次第追いかける。との事。

TK氏はふと思った。

そういえば車の移動中、親方とS号が畑の農道にいたな。。。

 

しかし、それどころではない。早く山を囲まなければ、またN号が尾根を越えてしまうかもしれない。

TK氏は走るように山を登り、マチ場に着いた。

両手を膝につき、息を整える。するとまた無線が。

『N号どうやらモノに逃げ切られたようだ。現在、尾根から降り加減。道路側。みんなで向かうように。回収しよう。』

TK氏は汗をぶりぶりかきながら急いで下山。

車を回し、N号が降りてきそうな斜面のある場所に車を停めた。

遠くに先輩の車も見えた。

無線が入る

先『おい。TK!銃を出しておけ!獲物が降りてくるかもしれない!』

TK『いや、道路なんで撃てないですよ。そもそも道路上で裸銃なんて無理です。』

先『誰も見てねぇよ!大丈夫だ!それよりも獲物が出たらどうする!』

TK『スルーします。』

先『お前バカか!!』

そしてまた無線が

『N号TK側、降り加減』

その無線の後、すぐにN号が山から出てきて、
TK氏に『よしよししてくれ』と言わんばかりに歩み寄ってきたので
わしゃわしゃしてから首輪にリードを繋ぎ、ペットボトルの水を飲ませてやった。

すると、先輩が裸の銃を抱え、不機嫌な表情でTK氏のところへ歩いてきたのだ。

先『おいTKどういうつもりだ。なんで言う事を聞かない。』

TK『いや、やっぱ違反はできないんで。』

先『違反もクソもねぇよ。誰も見てねぇんだから。俺の言うとおりにしろ!わかったな!』

そう言い捨てて先輩は車の方へ歩いて行った。


 振り向きざまに、脱着式のマガジンが差し込まれたライフルの銃口がTK氏の頬をかすめたことに先輩は気づいていないようだった。


TK氏は思った。『今の瞬間、僕は暴発で死んでたかもしれないんだな』と。


 その時。
一台の白いステップワゴンがTK氏の目の前に停車した。
そこには、若いカップルが乗っていた。

申し訳なさそうにしているカップルの話を聞くと、
どうやら車のナビの調子が悪く、道に迷ってしまったようだ。

多少の土地勘があったTK氏は丁寧に道を教えてあげた。

男性とTK氏が話している間、
女性が車から降り、N号の相手をしてくれていた。

ハキハキと話をする気持ちのいいカップルだった。

そのカップルをを見送った後、TK氏はハッとした。


もし、
先輩の言うとおりに裸銃で道路に立っていたら。
もし、
N号がまだ降りてきていなかったら。
もし、
もう少し早くカップルの車が通りがかっていたら。。。

通りがかったカップルに怖い思いをさせていただろう。
道に迷っている道中、散弾銃を持ったオッサンがいきなり現れるのだから怖くて当たり前だ。

もしかしたら、
僕は通報されていたかもしれない。
先輩が通報されていたかもしれない。

もしかしたら、
所持許可の取り消し・・・なんてことも・・・

 

『ふぁえぁーーーーーーー!!』

 

グループ猟で本当にあった怖い話第一話。
【違反の強要と道路での裸銃】でした。

 

 

ありがとうございました。

 

 

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