一猟一会

単独猟をするサラリーマンのブログ

グループ猟で本当にあった怖い話 〜第二話〜

いやぁ、第一話。怖かったですねー。
何がこわいってもぉ。強要ですよ。

『俺の言う通り違反しろ!』ってんですからねぇ。

えぇ。もぉ、ホント。

くわばらくわばら。

第一話を読んでらっしゃらない方は、
是非、第一話を読んでから第二話を読んでもらえると嬉しく思います。

 

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グループ猟で本当にあった怖い話 〜第一話〜 - 一猟一会

 

 では。

 

グループ猟で本当にあった怖い話 〜第二話〜

 

さて、なんとか無事に違反する事なく猟場を後にする事ができたTK氏なんですが。

この後、

さらなる恐怖体験をする事になるのです。

 

あ。何度も言いますが、僕ではありませんからね。

僕の体験談ではありませんからね。

結構詳細に書いてるかもしれないですけど、

僕の体験談ではありませんからね。その辺よろしくお願いしますよ。ホント。

 

えー、続きいきますね。

 

えーと、そんなTK氏なんですが。

この後、

さらなる恐怖体験をする事になるのです。

 

『〇〇と合流して、モノも積めたから小屋に戻る』と、親方から無線が入った。


それを聞いたグループのメンバーは、いそいそと車に乗り込み 小屋へ戻る。
もちろんTK氏もN号を助手席に乗せ、車を走らせた。

TK氏は気になっている事があった。

【親方は何処で獲ったのか】である。

第一話を参照してもらえればわかると思いますが。

北の山から道路に出た。という無線が入った後に3発の銃声。
もちろん、一度降りてきたモノがUターンして山に戻ったのかもしれない。

確信も確証もなかった。ただのフワっとした疑問だった。

ひっかかるのは。そう。
親方とS号のいた場所である。

南の山へ向かう道中に見た親方とS号は畑の農道にいた。

なぜだろうか。

北から南に向いての景色としては

【N】北山→道路→大きな畑→小川→道路→南山【S】
である。どちらの道路もガードレールは無く、
高低差もほぼ無いと言っていいと思う。

この立地なら、撃てる方向は一つ。北向きである。
もちろん射手も北の山に入っているのが前提だ。

なのに親方は畑にいた。

TK氏は思った。
あ、もしかしたら川に浸けに行っていたのかもしれない。と。

しかし、幻想はすぐに崩された。

畑と小川の間に獣害用のネットが張られていたのだ。
北側はノーガードなのに小川に接する南側は鉄壁だった。
・・・なんでだろう。。。

そして、数メートル先にTK氏の想像通りの答えがそこにあった。

ネットの内側。畑側に鹿の内臓と思われる白いようなグレーのような塊が放置されていた。

TK氏は確信した。

ここで獲ったのだ。

北側の山で獲れたのならわざわざここまで持ってくる必要もなく、埋めればいい。
なのになぜ畑の上に放置してあるのか。

答えは簡単だ

ここで獲ったのだ。

他人の畑を勝手に掘るわけにもいかず。
重たい内臓を持って山に行くのもご老体には一苦労だ。

だからここに放置したんだ。
どうせ明日の朝にはなくなっているのを見越して。

TK氏は、怒りのよな悲しみのような複雑な感情で埋め尽くされた。

そして、車をUターンさせ畑に放置された内臓を45ℓポリ袋に入れ、親方のいた農道を同じように歩いた。
北の山をそこそこ入ったところで穴を掘っていると、無線から
『おいTK!いまどこだ』と聞こえてきたがTK氏は無言で埋没作業に汗をかいた。

内臓を埋め終え、
北の山の斜面から南を向くと壮観だった。

足元には車道。プチ田舎では見れないような大きな畑。
小川のせせらぎ。暖冬の影響かまだ少し緑ののこる南の山々。

そこで改めて思う。

あぁ。これ、
道路に向けての発砲だ。と。

TK氏は大きく深呼吸した。
不思議と先ほどのモヤモヤした感情はなくなっていた。
考えていたことはただ一つ。

『事実を聞いてやろう』だった。

 

グループのみんなから遅れること1時間弱。
TK氏は小屋へ戻った。
眠そうにチョコンと座っているN号を車から降ろし、ゲージに入れる。
親方特製の鹿の干し肉をあげた。

小屋の前の川には立派なオス鹿が、内臓を抜かれた状態で泳いでいる。

小屋の扉をあけると、グループの面々は口々に『無線の返事もないから心配したぞ』『どこ行ってた?』『何してた?』と聞いてきた。
正直、煩わしいとさえ思った。
適当に『NGSに励んでました』と言っておいた。

さぁ、ここからが本題である。

TK「親方、おつかれさまでした。いいサイズですね!」

親「おぉ。おつかれさん。立派な三段だろ。」

 TK「道路に出たって聞きましたけど、どうだったんですか?」

TK氏は、親方を称える無邪気な若者のふりをしていた。

親「おぉ。俺が車で追いついた時にはもう鹿が畑に入っててよぉ。
ネット沿いにダーっと走ってる奴をドカーンよ!ハハハ」

TK氏はフリーズした。先ほどとは打って変わって真顔になったしまってる。

親「ん?どうした」

親方はTK氏の反応が意外だったようだ。

TK氏「え?それってアレですか?車の中からですか?」

親「おぉ。車から降りてたんじゃ間に合わねぇからな。」

TK氏はなぜか
『クマ撃ちの女』の22話がフラッシュバックしたという。

あれ?俺チアキじゃね?
俺、チアキなんじゃね?
もしかしてチアキのモデル俺じゃね?


親方の銃はオート式ライフル。弾速も飛行距離もスラッグの比じゃない。

親方がオス鹿に向けて撃ったのは3発。
中ったのはバイタルに1発。

 外れた2発はほぼ間違いなく南の山の斜面に中っているだろう。

 

 

 

 もし、
オス鹿の後ろに車があったら。

もし、
車が走って来ていたら。

もし、
人がいたら・・・。


親方は人殺しになっていたかもしれない・・・

 

 『ふぁえぁーーー!!』

 

グループ猟であった怖い話 ~第二話~~

【道路に向けての発砲・車からの発砲・残滓放置】でした。

 

ありがとうございました。


ぽちっとして頂けると、
チアキもたぶん喜ぶんじゃないかなー。って思います。
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